★TabIndexについて
 

 ここでTabIndex(タブインデックス)ということについて勉強してみましょう。

 TabIndexというのは、フォーム上に作られたコントロールにカーソルのフォーカス(焦点)が移動する順番を決める番号になります。最初は0からスタートしますから、0、1、2、3、4、・・・というようにインデックス番号を付けることで、フォーム上のコントロール(各ボタン)をフォーカスが移動していきます。
 ただしTabStopをTrueからFalseに変更することで、そこにはフォーカスが移動しなくなりますので、今回のような品名を選んで、単価を自動で次のテキストボックスに表示するような場合は、そのテキストボックスにフォーカスが移動する必要はありません。
 単価を飛び越して数量へ移動して欲しいという場合は、このTabStopをFalseに変更します。
これでうまく移動するはずですよ。

ではフォームの表示をして各コントロールのプロパティの設定をしていきましょう。

さてユーザーフォームの実行をして動作確認をしてみましょう。

イチゴを選択してEnterキーを押すとフォーカスが単価を飛ばして数量に移動しましたね。

これでフォームの中のコマンドボタンやテキストボックスにフォーカスが移動する順番を決めたり、TabStopを使うことで順番を飛ばしたり、便利に使えるので、今後もおおいに利用しましょう。
では次は、エラー処理について簡単に触れることにします。

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