■□■ホテルマンの話のネタ■□■
”三河屋”という酒屋さんが多いのはなぜ? 酒屋さんの中でも”三河屋”と看板を出した店を多く見かけます。東京23区だけでも百軒以上の”三河屋”さんがいます。なぜ”三河屋”さんばかりが多いのでしょう。
 江戸の町では、両替問屋からはじまって薪炭商問屋まで、いろいろ同業組合を十個に分けました。これを「十組問屋」と呼び、この中には、当然、お酒、味噌、醤油の調味料を扱う組合もありました。この組合の人たちは、たまたま三河の国(現在の愛知県)の出身者が多かったことから”三河屋”と名乗ったのです。
                雑学おもしろ百科(角川文庫)より

[トップ][前へ][ホテルマンの話のネタへ][次へ]