★最終行の求め方!
 

 さてひとつずつ確認してみましょう。

まず
1、シート上のA列の文字が入力されている最終行の1行下の空白セルを選んでくる

これをコードにすると次のようになります。

  Range("a65536").End(xlUp).Offset(1).Select

このコードは非常に役に立つので必ず覚えておきましょう。
簡単に説明しますと
*エクセルのシートは横列が256列、縦行が65536行もある大きなシートなんですね。
このシートを使って今回のようにA列に「通し番号」、B列に「氏名」、C列に「性別」・・・
こんなデータベースを作る時には、一番最後の行から上に検索して言って

まず
Range("a65536").End(xlUp)
このEnd(xlUp)というのは
A列の65536行目から上にシートをさかのぼって入力されていない行が終わった行を取得します。
このEndプロパティには方向キーにある
xlDown 上から下へ
xlToRight 左から右へ
xlToLeft 右から左へ
xlUp 下から上へ
があります。うまく利用するととても便利ですよ。
上の図では、「A1」を選んでくれます。
それにOffset(1).Selectを引っ付けると
1行下に下がったセルを選択してくれるので、「A2」をセレクトしてくれます。
これでうまくA2から順に下に、下にセルを選択していきます。
データベースをエクセルで作る時にはとても便利なコードですから
チェックしておきましょうね。

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