■□■ ホテルのコラム(第2回) ■□■
上座と下座
 お客様の立場になってホテルを利用することが多くなって、マニュアル通りのサービスでは良いサービスとは思えないことがたくさんあることを知りました。
 例えば、お客様が座られる席には、上座と下座がありますが、マニュアルからすると上座はこちらということになりますが、お客様にとってはそんなことはお構いなしに好きなところに座られます。さてどこのお席のお客様がホストで、どのお客様がゲストの一番上座のお客様か迷うところです。
 サービスマンからすると入って来られた時の様子や会話の内容から上座、下座の席を推測をしなければならないのですが、サービスマンがこれを間違ってしまった場合、お客様の立場になると随分いやな思いをしなければなりません。
 料理が運ばれる時、自分の料理が先にサービスされ、上座のゲストの料理がまだ出てこない。
よくある光景ですが、これはせっかくの食事なのにいやな気分を味わうことになってしまいます。ゲストから「お先にどうぞ。」と言われるのはいい気分ではありません。料理を出すタイミング、料理をサービスする順番、ちょっとした心配り。一流のサービスの探求にはかかせない要素の一つと思う今日この頃です。
2000/8/29

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