■□■ ホテルのコラム(第3回) ■□■
お辞儀
 私には、小学生の息子がいます。
私の友人などが遊びにきたら、息子に「挨拶をしなさい。」と言います。息子はしぶしぶ、「こんにちは。」「ありがとう。」と言って頭を下げています。お辞儀って、みんな子供の頃から気が付いたら、自然としているのですね。

 でも本当にかっこよくお辞儀が出来るかどうかとなると非常に怪しい。私の配ぜん人紹介所にもたくさんの学生がホテルで仕事をするためにやってきますが、お辞儀をきちんとできる学生は、ほとんど皆無。
 子供の時に覚えたお辞儀のまま大きくなったような状態で、まずは配ぜん人の研修の第一段階はこのお辞儀から始まります。
頭を下げるのがお辞儀ですが、これが実に難しい。
ホテルマンは、「いらっしゃいませ。」の一言を言うときにお辞儀をしますがこのお辞儀がさまになるホテルマン、これも一流のサービス探求に欠かせない大切な要素ですね。
2000/9/2

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