■□■ ホテルのコラム(第18回) ■□■
 人間工学に基づいた組織の作り方!?Part3
続き・・・
支配人「だんだん分かってきたやろ。そしたら管理職はどんな役目をしていると思う?」
支配人「管理職という立場は、身体の神経回路と一緒や。脳の命令を正しく身体に伝える役割があるんや。
伝えたいことが途中で変わったり、正しく伝わらなかったらどうなる?」

私「身体は上手く動きませんね。」

支配人「神経が途中で切れてたら、そこから先は思い通りに動かんやろ。指先まで神経は通ってないとあかんのや。それとなぁ、お腹が悪くなると痛いと言う信号が神経回路を使って脳に伝わるやろ。そしたら脳はそれに対して、薬を飲むとか、医者に行くとかの命令を出すんや。」

支配人「神経回路は、脳のメッセージを正しく伝えて身体を動かす仕事と、正しく身体の情報を返してこないといけないんや。
管理職の本当の仕事はそれなんや。皿を運ぶことやないんや。」

私「お〜すごい。その通りですね。」
支配人「神経系の人間は身体を管理して、血液系の人間は身体を動かす仕事をしているのや。この二種類に分けて人を見ているんや。そしたらどっちの人間向きかよく分かるのや。勉強し〜や。」

とまぁこんな感じで支配人から大変、懇切丁寧にご指導を頂きました。某ホテルの支配人に心から感謝いたします。
さてこの某ホテルとは?・・・いつか発表する時が来るかもしれませんね。
2001/2/10

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