■□■ 時代のコラム(第4回) ■□■
 お経の一説!
  「若し王者・大臣・婆羅門・居士・長者・宰官、是の諸人等貪求して厭くことなく、五逆罪を作り、方等教を謗し、十悪業を具せらん。この大悪報、悪道に堕つべきこと暴雨にも過ぎん。必定して當に阿鼻地獄に堕つべし。」
これは法華経というお経の一説です。
とっても難しそうな言葉が並んでいますが、赤いところをピックアップすると
王様でも大臣でも金持ちでも、高級官僚でもみんな私利私欲をむさぼって
次々悪いことを重ね、その罪の重さで、必ず定めて阿鼻地獄に落ちるという
ところでしょうか。
この一説を読むたびに今の世の中の悪事を隠そうと必死になっている皆さんのことを
思ってしまいます。悪事の結末はもっとも恐ろしい地獄!
この一説の次には、謝りなさいと書かれています。
はるか昔からお経に書かれていることですが、
今の世の中に照らしてみると「う〜んすごい!」と関心している私です。
2001/3/13

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